旅行がきっかけでセックスレスを打開した経験があるクミさんの体験談を紹介します。
クミさんは、同じ職場にいた元レス友の1人よ。
今回は特別にクミさんに体験談を執筆していただきました。
クミさんは長い間ご主人とセックスをしていませんでしたが、家族旅行がきっかけでセックスレスを脱却された方です。
当サイトでもセックスレス解消法の1つとして旅行を紹介していますが、まさにクミさんが体験されていたのでお話ししていただきます。
クミさんの経験は、セックスレスで悩むお母さん方の参考になるのでぜひ参考にしてみてください。
名前:クミ(仮名)
年齢:非公開
職業:看護師
家族構成:夫と男の子2人の4人家族
ラビとの関係:元同僚のレス友
こんにちは、クミです。
ありがとうございました。
それではクミさんの体験談を紹介してもらいます。
セックスレスになった具体的な経緯
私と夫はもともと性欲が強い方で、結婚前には会うたびに毎回イチャイチャしていたくらいです。
だからまさか自分がセックスレスになるなんて想像もしていませんでした。
セックスレスになった原因は妊娠・出産がきっかけなのは間違いないけど、具体的な「コレが原因だっ!」というものは思いつきません。
妊娠中も密着して寝ることはあってもセックスすることはありませんでした。
夫いわく「妊娠中は怖くてできない」そうです。
私としても妊娠中と産後は、胸からお腹周辺にかけて人から触られると不快感を感じるようになっていたので、夫が自然にセックスを求めなくなったのは助かりました。
今思うと私が触るなオーラを出していたんだと思います。
家族全員でグアム旅行に行くことに
夫が長期休暇(1週間)とれることになったので、久々に家族全員で旅行に行こうという話になりました。
当時私は専業主婦をしていたので時間には余裕があったし、子供が産まれてから遠出をすることがなかったので夫からの提案に大賛成。
下の子が3歳になってそろそろ飛行機で移動しても大丈夫かなという話になったので、思い切って「海外に行こう!」ということになりました。
とはいっても私も夫も(当然子供たちも)英語をはじめとする外国語は全く話せません。
ということで日本人が比較的気軽に行けるグアムに5泊6日で行くことに決定。
グアムは新婚旅行で1度行ったことがあるので、はじめて子供を連れていくなら安心かなという理由で選びました。
宿泊先は少しリッチなホテルを選択
ホテルは新婚旅行で宿泊したウェスティンリゾート・グアムです。
新婚旅行の時にスイートルームに泊まってかなり気に入ったので、今回の旅行もこのホテルに宿泊しようと決めました。
もちろん当時より部屋のグレードは下げたけど、ランクは高めのオーシャンフロントヴィラです。
この部屋からの景色が最高なんです。
ホテルには専用のプールと、その先に海辺がすぐ近くにあるので好きな時に好きなところで泳ぐことができます。
昼は海・プール・アクティビティ・ショッピング
子供たちもホテルの目の前に広がるプールや海に大はしゃぎで、ホテルに着くやいなや水着に着替えて遊んでいました。
現地ではたくさんのおばちゃんが(英語だけど)声をかけてくれて、子供たちに笑顔で手を振ってくれてました。
最初はキョトンとしていましたが、子供は順応するのが早いですね。
慣れたころには笑顔で手を振り返してました。
子供たちを連れて朝から海やプールでたくさん遊びましたが、グアムといえども長く水の中に入っていては体は冷えます。
ある程度水遊びを堪能したらタクシーを手配して町にも遊びにいきました。
毎日水中バス・オフロードバイク・イルカウォッチングなどのアクティビティを楽しんだり、空いた時間にショッピングやランチを楽しみました。
子供たちが小さかったから控えめなアクティビティばかり選んだけど、子供たちが大きくなったらシュノーケリングやスカイダイビングもいつか経験してみたいですね。
お腹がすいたら適当なレストランに入って食事していましたが、海外の文化でチップを渡す文化があるじゃないですか。
それを見て子供たちがビックリするんですよね。
「あんであの人にお金あげるの?」って。
海外の文化を経験させてあげられたということも、今回の旅行先にグアムを選んで良かったなと思えたところです。
夜は大人の時間
遊び疲れた子供たち、夜は爆睡
日中ずっと遊び続けていた子供たちは、食後にシャワーを浴びたらすぐに爆睡していました。
普段は10時まわってもなかなか寝ないくせに。
休憩時間が移動中だけだったのも大きかったんでしょうね、私たち大人もホテルの部屋に入ったときにはグッタリしていました。
ですが、子供が爆睡している姿を見て夫の目はなんとなくギラギラしてきました。
大人の時間は音も声も出せないドキドキ
普段は私がお風呂から上がった時にはイビキをかいて寝ている夫が、その日は起きて私の風呂上りを待ってくれていました。
今思うと、ディナーでワインを飲んでたのによく耐えてたなと感心します。
夫は言葉を発しませんでしたが、「布団に入っておいで」の仕草で私をベッドに誘ってきました。
その瞬間はじめて「あっ、今からやるんだ」と自覚して一気に恥ずかしくなったのを覚えています。
海がすぐ近いからホテルの部屋の中にいても、波の音が窓の外から聞こえてくるんですよ。
それがまたロマンティックなBGMになって雰囲気が盛り上がりました。
といってもすぐ横にはスヤスヤ寝ている子供2人。
子供のいる空間でするのに抵抗があったので、音を立てないように夫とリビングに移動しました。
リビングにはソファがあったので、久しぶりのセックスはソファです。
二人掛けのソファだったので狭くて体勢的に辛かったけど、そのときは2人で激しく燃え上がっていたのであまり気になりませんでした。
大人2人は凄く盛り上ってる、けど声がまったく出せない。
これはこれで夫とのセックスが盛り上がる要因だったのかなと思います。
6年もセックスレスだったのに5泊6日の旅行で5回も
私が夫に誘われてドキドキ緊張したのは、夫とするのが6年ぶりだったからです。
たしかに「この旅行でもしかして」と考えなかったといえばウソになりますが、まさか本当にするとは思っていなくて。
結婚前はあんなにイチャイチャしてたのに、6年も間が空くとちょっと怖くも感じちゃいますね。
夫が優しくしてくれていなかったら、もしかしたら拒否してたかも。
最初の夜に難関を突破したからなのか、結局滞在中は毎晩夫と仲良くしてました。
5泊6日の旅で5回もですよ。
海外で頼りになる夫に惚れ直した
慣れない英語圏に行ったので楽しい反面、内心では不安もありました。
だって我が家は誰一人まともに英語がしゃべれないんですもの。
だからタクシーの運転手やアクティビティイベント会場のスタッフとの交流で困ったし、レストランのメニューもまともに読めないから食事を選ぶのも大変でした。
そんな中、夫はわからないなりにも物事を進めていってくれました。
タクシーの運ちゃんには地図を見せてジェスチャーで「ここに行きたい」と伝えてくれたり、現地の人たちに声かけられて困ってたらテキトーに「OK!OK!」と笑顔で返して乗り越えていました。
日本に帰って思い返すとアホくさい行動ですが、現地で見る夫の姿は誰よりも頼りになるステキな男性でした。
旅行後も定期的に夫婦関係が続けられている
帰国してからも夫との夫婦生活は継続しています。
今は月に2~3回程度に落ち着いていますが、帰国してからしばらく毎日のように求められるようになりました。
今まで私のお風呂上りにはすでに寝ていた夫ですが、最近では起きて待っているんです。
というか起きて待っていたらそれが合図みたいになってきています。
平日に休みがとれた日には付き合っていた頃みたいにホテルに行ったりもして、旅行前とくらべてかなり2人の時間を過ごすようになりました。
何も言わなかっただけで夫はずっと我慢し続けていたのかもしれません。
さいごに対談
貴重な体験談をありがとうございました。
ところで6年間もセックスレスだったということだけど、それについて焦りとかはなかったの?
ないことはなかったですよ。
下の子を産んで半年以上過ぎた頃にふと「そういえば私の体調はかなり回復してきたし、子供の離乳食がはじまっておっぱいの張りも少しおちついてきたし、やろうと思えばやれるんだけどな」と考えるようになったけど、自分から再開させようとはしませんでした。
正直やらなくて良いなら今のままでいてくれた方が楽だなという考えもあって積極的に夫を誘わなかったんです。
ご主人は何も言ってこなかったの?
じつは産後2~3ヵ月の頃に夫から軽いアプローチはあったんです。
でも当時はまだ3時間おきに子供に授乳させていた時期でもあったし、私自身がずっと寝不足状態だったということもあって夫からのアプローチに気づかないフリをしたんです。
夫は怒るでもなく、何か文句を言ってくることもなかったですね。
ひたすら子供の相手をするのを頑張ってくれていました。
今思うと私けっこうサイテーなことしてますね。
でも当時は本当に余裕がなかったんです。
ご主人とセックスについて話し合ったりしているの?
してないですね。
セックスレス中もだし、レスが終わった今でも夫とはその手の話題で話しすることないです。
友達とは下品な下ネタをゲラゲラ笑いながらできるのに、夫とはそういう話題でしゃべるのに抵抗があるんです。
なんとなく夫からそういう女って目で見られたくなくて。
なるほど、セックスレスが長引いたのはそれが原因かもね。
でも今は2人仲良く出来てるみたいでよかったわね。
今くらいのペースで丁度良いですね。
旅行中はホテルの雰囲気もあって盛り上がってたから良かったけど、帰国してからの毎晩はちょっとしんどかったです。
でもまぁそれだけ長い間夫を我慢させてたんだなと思うと邪険にできないですよね。
それに旅行前より夫と笑顔で接することが出来るようになった気がするので、今の方が私にとっても幸せです。
はい、ごちそうさまでした。
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