4/27(木)に放送されたドラマ第三話の内容です。
ついに物語は『不倫』というキーワードが際立ってきました。
第三話では『セックスレス』と『不倫』という問題の因果関係をわかりやすく可視化された回だったように思います。
陽一と楓のセックス観があきらかに
冒頭で陽一と楓、それぞれのセックスの価値観が語られていました。
「俺の好きなみちを思い浮かべると、そこには裸のみちはいない。
結婚は地獄だと誰かが言ってた。でも俺はみちと過ごす時間が好きだ。
裸にならなくても、セックスしなくても、繋がってる気がする。
俺の思い上がりか。」
「今しなくってもいいでしょう。
今が大事なときなのに、
セックスが疲れるものになったのは、いつからだろう。
今の私にとってセックスは、ただの疲れを伴う性行為。
何より、今してもし子供ができたら、私が積み上げてきたものがすべてなくなってしまう。
セックスが私の夢を壊すかもしれない。」
以上のセリフからもわかるように、陽一はみちのことをちゃんと愛しています。
だけどそれは恋人やカップルのそれとは何かが違う。
恋人から家族になった、だからできなくなった。
このようにとらえられます。
一方、楓のセックスの価値観はハッキリしてます。
楓にとってセックスとはただの疲れる行為。
それ以上でもそれ以下でもありません。
楓にとって一番大切なことはキャリアを積んで出世することです。
そのため、仕事以外で疲れることをしたくない。
何より妊娠がキャリアにどれほどダメージを与えるかを理解しているが故に、リスクを避けるという意味でもしたくないという気持ちが強いようです。
みちと誠の急接近
ついに吉田家のセックスレス解消か!?と思わせるベッドシーンが2話から引き継いで見られました。
セックスレス脱却したんだからこれで解決。とはいきません。
なぜなら、今回のセックスはみちの望んだ形ではなかったからです。
そもそも今回、なぜ陽一は急にみちを抱いたのでしょうか?
第二話を観た人であれば察しがつくと思いますが、その日陽一は職場で一緒に働いている三島とキスを交わしてしまっています。
その罪悪感からみちに花をプレゼントしました。
何も知らないみちは陽一からのプレゼントに心から喜んで花を大切にします。
さらに罪悪感の増した陽一はみちをベッドに押し倒すことになりますが、結局最後までできませんでした。
みちと誠の急接近
結婚記念日が無惨な形で終わった誠は、レス仲間であるみちに連絡をとるがつながらない。
吐き出し口が見つからない誠は、ついに現実逃避して仕事をズル休みします。
誠を心配したみちは午後休をとって誠のもとへ。
このことがきっかけで、誠とみちの距離は急接近していきます。
みちを車で送った誠は耐えられず、みちと口付けを交わしてしまいます。
ついに陽一が一線を越えてしまった
落とした食器の破片で三島の脚に怪我を負わせてしまった陽一。
陽一は急いで傷の手当てをするも、三島の脚に欲情してしまい、その場の勢いで三島を抱いてしまいます。
今回1話の中で陽一は、みちと三島、それぞれとセックスしたことになり、妻のみちとはできなかったことが三島相手にできてしまいます。
ある意味、ここが今作最大のポイントなのかもしれません。
内容が原作とだいぶ逸れてきた
第一話から陽一の職場などが原作と違っていたりしていたことで話題になってました。
第三話ではとくに大きく原作と異なっていたのは、陽一が不倫する前にみちとのセックスに踏み切ったことです。
一応、三島とキスをしたやましさからみちを押し倒した形になっていますが、原作では三島と不倫からのみちとのセックスなので、これはかなり因果関係のズレを生じさせるのではないかと考えています。
いずれにしても今後も目が離せない展開になってきたことには変わりありませんね。
次回がまた楽しみです。
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